うちのイケメン

イスラム教徒アラブ人夫との日常をなんとなく書いているブログです。

謙虚であるということ

 

アッサラーム アライクムとは

アラビア語の挨拶で、その声をかけた相手の方に平安がありますように!と祈り。

挨拶として声をかけた相手の方のことを祈ること。

このブログをお読み下さる方に平安がありますように。

 

さて、本題

 

うちのイケメンは頼まれごとが多い。

 

 

先日、仕事関係者たちと打ち合わせがあったとき、うちのイケメンも出かけて行った。

終わったらついでに買い物に連れて行ってくれるというので私も同席した。

 

 

一人日本人であとはみんなアラブ人だけど夫以外は日本語が話せる。

夫は日本語が殆どわからないから、夫以外日本語で話してたまに誰かがアラビア語で話していた。

私はうちのイケメンと二人で隣のテーブルで本を読んでいた。

 

日本人が「すごいですね!」これは誰が考えたのですか?と言ったとき、一人のアラブ人が「私です。」と答えた。

「よく出来ていますね、日本の市場をよくリサーチされていますね。レポートもよく出来ていますね。この比較表はよく出来ている。日本人でもここまで調べるのは大変ですよ。

リポートもご自分で書かれました?日本語が本当に上手ですねー。」とかなんとかべた褒めされまくっていた。

アラブ人は「いえ、まだまだです。」と顔を赤くしていた。

 

 

へー、何かすごいのか。うちのイケメンももう少し日本語話せたらいいのになと思いながら彼等の話に耳を傾ける。

 

あれ?

 

何処かで聞いたことあるなその話?

夫に聞いたことかな?ニュースで読んだとか?

 

 

ん?

 

それ、うちのイケメンが調べてレポートにしてたやつだよね?

 

 

結構前だけど、夫がアラビア語で書いた書類を英語に直し、それを日本語にしてと頼まれた。

内容はビジネスプランだった。

 

夫に聞いてみた。

 

「あの日本人が持っているレポートはさ、あなたが調べて作っていたものではないの?」

 

「うん、そーだよ。」

 

「褒められてるよ。」

 

「本当?良かった。」

 

目でアラブ人を見て

 

「あの人が全部自分でやったと言ってるよ。」

 

夫「クスッ」

 

笑っておしまい。

 

打ち合わせ終わり買い物と夕飯に行って

帰宅してから夫に

 

「何であの人、自分がやったと言いたいならあなたを連れていく必要なかったよね?なんなの?」と聞いてみた。

 

「質問などあってわからないことがあったら

僕に聞きたかったからだよ。」

 

「自分は何にもしてないのに、あなたがやったのに全部自分がやったとかなんなの?」と言ったとき

 

「誰が何をしていたかを他人に見せる必要はない。誰のためでもなく、自分が自分のために納得してやっているのだからそんなことはどうでもいい。」とうちのイケメン。

 

いろんな知り合いにいろんなことを頼まれ
イヤな顔をもせずやってあげる。
何でこんなに困ったちゃんばかり夫のところに集まるのかな?てずっと思っていたのだけど

こういう人柄だから好かれて集まる人もいるだろうし、利用するために集まる人もいるだろう。

 

それでも彼が自分で決めて自分で納得してやっているからいいのかもしれない。

 

「わたしが!わたしが!」と

自己主張して自分を前に出そうとする人はたくさんいるけれど、自分がやったことを他人に知られても知られなくても自分が決めてやるという夫の性格が私の一番彼を尊敬するところ。