うちのイケメン

イスラム教徒です。アラブ人夫との日常をなんとなく書いているブログです。

最後の7日

 Alsalaam Alaikum

 

 アルサラムアライクムとはアラビア語の挨拶であなたに平安が訪れますようにという意味です。

 

このブログに訪れて下さるあなた様に心からの平安が訪れますようにお祈りします。

 

初めてのかたは

iamamuslima.hatenadiary.jp

こちらから見ていただくとこのブログの趣旨がわかりやすいと思います。

 

このブログにご訪問下さりありがとうございます😊

 

 

9時頃帰宅したら家の中真っ暗、まだうちのイケメンは帰っていません。

 

さっき家からと電話あったのに、また出かけたのかな?

ジム行ったのかな?

 

リビング、キッチン、彼の部屋を覗いてみる。

 

どこにもいない。

 

 

いないのか、友達から連絡来てとか友達がいきなりうちに来て出かけちゃったかな?

そういうときでも、必ずいつも連絡くれる人なんですけどね。

電話をしてみる。

電源入っていない。

こういうとき本当、GPS欲しいわとか思うお嫁ちゃん。

どうしちゃった?と思いましたが、

友達一緒だったら悪いので何回も電話しないお嫁ちゃんです。

 

 シャワー浴びて、サロンのある部屋でマコモの足湯をして読書をしたり

スマホSNSみたりして

 

体が温まって眠くなり、さて、寝るかと寝室に入ったら

あれま!!!

普段はこんな早い時間にあり得ないことですが

うちのイケメン、ベッドで爆睡していました。

 

なんだかほっとして、お嫁ちゃんもベッドに入り
彼の寝息を聴きながら、とっても優しい愛しい気持ちになりました。

うとうとするまでネットニュース見ていたら、こんな記事を見つけました。

 

52年連れ添った奥様が突然入院されて、帰らぬ人となって、荷物を片付けていたら日記のような詩のような言葉がノートに書かれていたそうな。

 

神様、お願いします。

あと7日だけ私に時間をください。

一日は彼のためのにお料理を作る

2日目は家を片付ける。

3日前は子供と孫のために時間を

4日目は好きな手芸をして5日目は夫とドライブをして

5日目は友達に会いに行き、残りの2日は夫と二人で音楽を聴いて語り合うみたいな

そんな内容の記事でした。

 


これを読んで最後の日

 

人として生まれた以上は老いも若きも、いつかはいつかくるものだから、私もいつかに備えて就活をしておこうと少しずつ用意しないとと思いました。

 

何を用意しないといけないか、

 

白い布

イスラム教徒は死んだときに白い布で包まれます。

生命保険証券に英語翻訳をつけて、私が死んだことを知らせる人のリストを作る。

遺言書

私名義のものは全てイケメンにあげるよてことと、宝石類、種類と特徴

これは売ってお金に出来るよ。

これは〇〇さんにプレゼントしてね

そんな感じで書いておこうと思います。


もし自分の旅立つ日がわかって意識があったなら何をしたいか、何をするか

 

最後の7日を迎えることが出来たなら、

うちのイケメンの好きな食べ物を冷凍できるだけ、たくさん作って食事の支度をしようと思いました。

 

部屋を整えて私の物は寄付するように分けて箱詰めしたい。

 

うちのイケメンがお嫁ちゃんのことを思い出して

悲しまないようにお嫁ちゃんの荷物は一切綺麗に片付けてしまおう。


本は難民支援団体の寄付になるように箱に詰めて

専用の業者に取りに来て貰って、

預金はイケメンの口座に移して、そういう細かいこと終わったら

うちのイケメンのために残りの時間を使いたい。


一緒にサラートして、一緒にクルアーン を読み、一緒に99のアッラーの美名を唱え、一緒にズィクルしたい。

 

特別どこかに行きたいとかはないのです。

 

 

結婚したばかりの頃、嫁がもし先にいなくなるようなことがあったら、若いお嫁さんを貰ってたくさん子供を産んでもらってね!とお願いしたことがありました。

 

うちのイケメンは、

お嫁ちゃんが僕より先にいなくなったら、この世では最後まで一人でいい。

もう要らない。

死んだ後の世界、もし私たちが天国に行くことが出来たなら

ずっと次の本当の人生で君と一緒にいられるから、その日を楽しみにして

アッラーに愛されるように一人で生きていくよ。と返事をくれました。

 

 

最後の最後の日まであなたを愛そう

最後の最後の日まで、アッラーの目だけを恐れて生きて行こう、インシャアッラー