うちのイケメン

イスラム教徒です。アラブ人夫との日常をなんとなく書いているブログです。

日本人はカモ 2

 Alsalaam Alaikum

 

 アルサラムアライクムとはアラビア語の挨拶であなたに平安が訪れますようにという意味です。

 

このブログに訪れて下さるあなた様に心からの平安が訪れますようにお祈りします。

 

初めてのかたは

iamamuslima.hatenadiary.jp

こちらから見ていただくとこのブログの趣旨がわかりやすいと思います。

 

このブログにご訪問下さりありがとうございます😊

 

首都圏は都市封鎖かもしれないと騒がれていますが、このブログに訪れたあなたが不安にならずいま、この瞬間にある奇跡に感謝と喜びを感じる平安な心でありますよう、お祈りします。

 

長らくお待たせいたしました。

 

以前書いた記事

 

iamamuslima.hatenadiary.jp

 

の続きです。

 

日本人は優しいからロマンス詐欺に狙われる

日本国籍を狙う外国人に狙われる

 

今日は予告した通りバリ島編を書きたいと思います。

 

もう情勢は変わっていると思います。

 

ずっと昔の話です。

 

20年くらい前に女友達と2人でバリ島に行ったときのことです。

空港着いて入国して、スーツケースをガラガラ引いて歩いているときから

男の人が声をかけてくる。

何人も、何人も

「可愛いねー!」「綺麗だねー!」と日本語で

お嫁ちゃんも友達も至って普通です。

可愛い!といきなり知らない人に言われる

じっと見つめられる

そんな風に声をかけられたことなんてない、初体験でした。

 

それも浅黒くてキラキラした目をしたイケメンのバリ人が

何人も何人も

「可愛いねー!」て声をかけてくる。

ドッキリか?とすら思えるくらい。

 

すれ違う男の人みんな、可愛いねーと声をかけてくる。

 

最初はね、笑っていたのですが、それはだんだん不快になってきてしまうほどでした。

 

無視していたら

「やりまん!」とか「ブス!」と日本語でデリカシーのない汚い言葉をかけられます。

 

何故そんなに声をかけられても彼らにときめくことがなかったのかと言いますと

 

お嫁ちゃんはその頃は仕事で病んでいたので

知らない人と話す気になれないほどに闇メンタルレベルで

 

友達はアメリカ人のフィアンセがいて、彼以外男ではないと思うほどに夢中だったので、

 

旅行の目的はとにかくリラックスして、エステして、ボーっとするため

 

だから、可愛いねコールなんて求めていなかった二人です。

 

観光地へ到着すると、ビーチやホテルのラウンジで

 

イケメンなバリ人と

彼の倍くらい丸くて大きな女の子とか

 

イケメンなバリ人と

若作りしたオバさんが

 

すごいイチャイチャしているのをあちこちで見かけました。

 

レストランで、ラブロマンス映画のように

戯れる

浅黒くイケメンなバリ人男性とおとなしい感じの女性とか

 

「日本人てどこでもモテるんだね。」

 

そう言いながら歩いていた先で、白人の女の子もバリ人とイチャイチャしているのを見かけたりして

 

まあ、観光地なんだねーと😙

 

私たちにも

 

帰るその日まで、可愛いねーと声をかけてくるバリの男たち。

 

最終日、日本に帰るために空港着いたときのこと、

 

映画の撮影か?と思うほど感動的なシーンをみました。

 

日本人ぽい女の子とバリ人の男の子、

2人はまるで、今生の別れのように抱き合って、キスをして日本語で「愛してる!」と私らに聞こえるくらい大きな声で何度も何度も言い合って

女の子は嗚咽をあげながら彼に手を振ってゲートに入って行き、

男も泣いて手を振って、すごい悲しい別れの場面を見たのですよ。

 

私たち、もらい泣きしそうになりました。、

 

そのあとに、空港で荷物預けたり手続き終わった後

 

その前だったか記憶が定かではないのですが、

 

違う女性と、さっきまで泣いて手を振っていたイケメンなバリ人が仲良さそうに手を繋いで歩いて空港を出て行きました。

 

お嫁ちゃんと友達はびっくりして、ポカンと口を開けて彼らをじっと見てしまいました。

 

その光景を同じように見ていた帰りの飛行機一緒だった

日本人の男性に

「2人はバリ初めてなんだね?」と話しかけられました。

 

その人はサーフィンしに頻繁にバリに来ているバリ通な方で、その人の話では

 

バリの男たちは仕事がない人は観光客に声をかけ、

ガイドとして雇ってもらうとか

ガイドする代わりにご飯を食べさせて貰うそうです。

 

そうして観光客と親しくなり、恋仲になるそうです。

 

恋人になったら、彼女が帰国するまでに

 

「離れたくないけど仕方ないね、電話したいし、手紙かメール書きたいけど仕事がなく、お金ないから出来ないけど忘れないで。また逢いに来て。」と伝える。

 

そうすると日本人の女性は帰国してからも、健気に彼に手紙を書いて毎月送金するそうです。

 

若い子ですら日本円で月に三千円とか五千円をせっせと送金して、社会人ならもっとでしょうね。

 

大きなお金だと、金目当てとわかるから小さなお金をねだるそうです。

 

その恋人になった子と先程、お嫁ちゃんたちが見たようにロマンチックにお別れして、そしてその後に来た飛行機から降りてきた女性を見つけて

カモにして、同じことを繰り返していくのだと言います。

 

 

そうやって、1人から五千円、違う人は1万円と

毎月送金してもらいながらお金を貯めて彼らは立派な家を建てるそうです。

 

そのバリ通の日本人曰く、一番のカモは日本人、口説かれ慣れていない

日本ではモテないタイプの子を狙うそうです。

 

お嫁ちゃんたちも危なかったな。苦笑

 

その話を日本に帰国して、土産話でしていたら

バリに行った女友達はわかる、わかると言いましたね。

 

みんな経験したんだ 笑

 

1人、友達の妹がバリ人の彼氏いて、大学生なのにバイトして彼に送金していて、お金貯まるとバリに会いに行っているというの聞きました。

 

日本人は困ってると聞くと助けてあげたくなるのでしょうね。

 

ましてや好きな男の人ためなら頑張ってしまう。

 

お嫁ちゃんもうちのイケメンのためなら色々頑張りたいですもの。気持ちよくわかります。

(なかなか出来ていませんが 😨)

 

 

 

バリ人の男性、みんながみんなそうではないですよ。

 

ビーチで遊んでそうな人の中にいても真面目な人は真面目です。

 

 

お嫁ちゃんの同級生は20年前に家族旅行で行った

バリでホテルの周りをお母さんと散歩していて、迷子になり、

ホテルまでの道を案内してくれたバリ人と結婚しました。

 

 

交際ゼロ日で結婚したのですが、理由はなんと、ご主人イスラム教徒だったからです。

 

いまは19歳の娘を筆頭に5人の子供達のお母さんです。

 

ご主人はバリで酪農をしながら男の孤児を育てる活動をしています。

 

友達はご主人を手伝い農業をしていて、同じく女の孤児を育てる活動をしています。

 

ご主人、浅黒くすらっとしていてモデルさんみたい。

 

もちろん友達はご主人に送金したこともなくて、

結婚してからご主人の仕事手伝い以外は働いたことはなく、ご主人にずっと養われています。

 

彼女のご主人は、ものすごく信心深い人で、それ故に神様にとても愛されているお話ばかり聞きます。

 

例えば、小さなことだと、

二十年前に3万円で買ったオートバイが前大統領の好きだったものと

テレビで紹介されたお陰で三十万で売れたとか、

十万で買った土地が五十万で買いたい人が現れたとか、経済的に恵まれることや

悪天候で周りの畑が不作のときも彼女の家の畑は豊作だったり、作物がダメだった時期にココナツオイルが大量に売れたそうです。

 

友達にもその、バリ人の話を思い出話でしたことがあって、

 

友達も

 

「そうなんだよね、日本人て優しいから直ぐお金出しちゃうみたいでさ、海にいる男は遊んでるからねー。」と言っていました。

 

 

外国人から見たら日本人の女の子は可愛い

素直、優しい、などそういうイメージも強くあるようです。

 

いまは帰国できない日々が続いていますが

海外住んでいる日本人たちが無事でいることをお祈りします。