うちのイケメン

イスラム教徒です。アラブ人夫との日常をなんとなく書いているブログです。

うちのイケメンとなる以前のお話

 

 

 

Alsalaam Alaikum

 アルサラムアライクムとはアラビア語の挨拶であなたに平安が訪れますようにという意味です。

 

このブログに訪れて下さるあなた様に心からの平安がおとずれますようにお祈りします。

 

初めて訪れて下さった方は

iamamuslima.hatenadiary.jp

こちらをご覧いただけたらわかりやすいかと思います。

 

お嫁ちゃん(私)がイケメン(夫)と出会ったとき、

 

お嫁ちゃんは

占い、スピリチュアルなヒーリング、家相のアドバイス、浄化浄霊、ヒプノセラピー等をしていました。

 

仕事の詳しい内容は今日は割愛しますが、

 

当時のお嫁ちゃんはめちゃくちゃ忙しいけれど、お客様もたくさんいるけれど

このままでいいのだろうか?このまま一生こうしていきていくのだろうか?とよく考えていいました。

 

色んなことに自信がなかったのだと思います。

 

 占いもヒーリングも人生について真剣に考えている人々がお客様です。

 

 真剣だから良くなりたくて探してまでお嫁ちゃんのサロンを訪れて下さる。

 

人を癒すのならば、

相手の想いをしっかり全部受け取って、

その想いを相手の立場に立って汲んでするカウンセリング能力が必要です。

 

 お嫁ちゃんは子供の頃はドラマになりそうなほど歪んだ家庭で育ちました。

 

みんなに存在を否定され、無視されていました。

 

わたしを見て欲しい

ここに存在していていい

生きていていいと言ってほしい

 

そんなことを毎日思わずにいられない環境でした。

 

だからね、

 

どうにか親の気を引きたくて

私は良い子、

強い子、

手がかからない、

邪魔にならない、

役に立つ子というのをアピールして、完璧を娘を目指していたのです。

そのせいかな、

どんなに苦労しても自分が決めたことを成す、弱音は吐かないできました。

 

そうやってね、自分を戒めてきたせいか、大人になってからは自分がやろうと思ったことは大体叶って、自分がこうしよう、こうなろう、こうなりたい等と決めたことはそれ以上の成果、人生を受け取ってきました。

 

家庭と自分のことで悩んだり苦しんだりしてきたけれど、「いじめられたら3倍にしていじめ返す」、「絶対負けない。」と悩みと戦う戦士の様でした。

 

 

自分が甘えさせてもらえず、誰にも甘えてこなかったから

他人のことさえ、人に甘えるという行為が許せないでいました。

 

だから

 

お客様たちが抱える、一人では乗り越えられないという気持ちを受け取り、心から寄り添うことが苦手、寄り添ったら負けみたいに変な意地があったりして

 

しかし、それではいけないと自分の抱えてきたことを手放すことと、歪んでいるところを直そう、そして寛容な気持ちを養おうと宗教、哲学、心理学など様々なことを勉強し続けていました。

 

 お嫁ちゃんは子供の頃から見えたり聞こえたり感じたりする体質だったのと、神様が存在していることが普通の家庭に生まれたもので、様々な哲学や宗教に関しての話はライフワークでもありました。

 

 そしてイケメンと出会います。

 

出会いは

 

話すと長いのでそれは別の機会に書こうと思います (笑)

 

イケメンは

話すときに選択する内容や考え方、

話すときに遣う言葉がとても優しく、

なんといいますか丁寧でひと言ひと言が心に響くように話す人で

 

イケメンと話をする度にね、「私もこういう人になりたい。」と尊敬と憧れの念が湧いていきました。

 

 あるとき

 イケメンと話していて泣きそうなくらい感動しまして

 

「あなたはすごい人ですね、なんて自立した、人間の出来た人なのでしょう!あなたのその考え方は、どのような背景(経験)から来たものですか?

 

(背景というか英語でwhats your backgound?という感じの聞き方をしたと思います。)あなたのご両親がそうやって教え、導いてくれたのですか?それとも何か生き方について哲学や宗教、真理を探求したのですか?」

と質問をしました。

 

そのときに

 

「自分はすごくなんてないし、人間出来てなんかいない。自分の考え方の基礎となるもの、それを両親が自分に教えてくれたのかといえば、イエス。自分も自分の両親もムスリムイスラム教徒)としてイスラムを学び、それを基に生きるよう努力をしているよ。」

 

との答えでそこで初めて、イケメンがムスリムイスラム教徒)であると知ったわけです。

 

 この続きは次回に

 

 最後までお読み下さり、ありがとうございます。