モスクに行く
Alsalaam Alaikum
アルサラムアライクムとはアラビア語の挨拶であなたに平安が訪れますようにという意味です
このブログに訪れて下さるあなた様に心からの平安がおとずれますようにお祈りします。
初めて訪れて下さった方は
ご覧いただけたらわかりやすいと思います。
(お嫁ちゃんとはこの記事の筆者のこと、うちのイケメンとは筆者の夫のことです)
の続きです。
その日からお嫁ちゃんはインターネットで
イスラムについて調べたり本を読んだりすることを始めました。
イスラムが理解出来たら、お嫁ちゃんもあの人みたいになれるかもしれない!
そんな変な期待感がありました。
イケメンは
質問をするとそれについての色々な資料や、それについて詳しく書いてあるサイトなどをシェアしてくれ、
「インターネットで調べると全てが正しい情報ではなくて、イスラムについて、多くの間違った情報ばかり見つかるでしょう。だから一緒に調べましょう。」と一緒に学ぶように調べてくれて、
お嫁ちゃんが調べたことをイケメンに報告、
そうすると更に詳しく正しい情報を調べて教えてくれるという毎日でした。
調べ物をしていた頃に
以前、日本に住んでいたアメリカ人の友人のことをふと、思い出しました。
「イスラム教はどうしてこんなにもテロリストを生み出すのだろう、テロリストを生み出す教義や思想を調べてみる」とコーラン(クルアーン)の写真をアップしていたのです。
それで、コンタクトから彼女を探してみると 2013年末から更新がなく、その後のことについての記事があがったいませんでした。
彼女にDMを送ってみました。
返信はありませんでした。
それでもお嫁ちゃんはイスラムについて学び続けていました。
そのうちに、
日に五回するお祈りってどうやってするのだろう?とか
モスクに行ってみたいと思い始めました。
イスラム教は金曜日に集まってお祈りするので
モスクに行くなら金曜日だと思いました。
当時、お嫁ちゃんは都内に住んでいましたから
都内はモスクはどこにあるのだろう?
グーグルで調べたら
東京ジャーミー
アラブイスラム学院
蒲田モスク
大塚モスク
浅草モスク
御徒町モスクというのがあることがわかりました。
その中でも東京ジャーミーというところはトルコの宗教庁が運営しており
観光スポットにもなっていて
色んな雑誌やWebサイト、
誰かの書いたブログにも掲載されていて
ここに行ってみようと決めました。
金曜日の礼拝はお昼頃という情報を見つけたので、
その時間を目指して金曜日に代々木上原に向かいました。
肌の見える服装はダメと書いてあったのでノースリーブの黒のロングワンピースに長袖の黒のカーディガンを着て、黒と白のスカーフを首に巻いて電車に乗りました。
電車を代々木上原で降りると頭にスカーフを巻いた外国人の女性たちがいて
この人たちについて行けばモスクに着きそうと思いましたが一応グーグルマップを見ながら歩いて行きました。
建物は変わった建築で正面に玄関があって脇には、上に上る大理石の階段がありました。
スカーフを巻いている人たちや男の人もみんなその階段を上がって行くので
私もそちらへ向かって上がって行きました。
階段を上がると建物の外にまで絨毯が敷いてあり、もう外に人が座り込んでいました。
入り口が二つ正面と階段あがったところの直ぐ、道路側に小さい扉
そこに女性専用と書いてあったので、私もそこに入っていきました。
建物の中は礼拝所でした。
東京ジャーミーの礼拝所は二階建てになっていて、女性は2階から1階の男性が礼拝するのが見え、男性からは女性が見えないる構造となっています。
その日は
男性の礼拝所はこれでもか!というくらい人がいましたが、上の女性のフロアはポツポツとしか人がいませんでした。
たくさんの人が集まり、その中の大体の人が外国人で彼らの上から頭を見ていると色んな人の想念というか思念なのか、みんなの頭から煙のようなものがもくもくと湧いているのを見ていました。(お嫁ちゃんはそういうの視える性質なものですから)
「宗教やっているからとはいえ、みんながいい思念ではないんだな、みんながイケメンみたいではないんだ。
苦しくて神様にすがりに、頼りに来ている人もいるものね。
黒い気持ちがいやで神様にすがりに来ている人だっているよね。」
そんなことを考えてそこに集まる人たちを観察していました。
そして時間となったのか何かを呼び掛ける歌声のようなものが聞こえてきました。
「前に詰めてください。」と誘導する声も聞こえ、1階の男性はどんどん人が増えていきました。
それに伴い、煙のようなものも集まって増えていきました。
長くなりましたので続きは次回に、
最後までお読み下さりありがとうございました。